過去観測所

縦書き作法

自転車に乗っていて接触事故になりかけました

やあ、こんにちはジロカです。

朝、自転車に乗って道路を横切ろうとしたところ、全く曲がる先を見ていない軽四がやってきて事故にあいそうになりました。普通だったら事故になってたところなのだけど、結論から言ってしまえば無傷です。糞だの糞尿だの書いたバチでもあたったのでしょうか…

状況はこんな感じ

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場所は、見通しが少し悪いT字路。私が道路の半分を過ぎた頃に軽四が侵入。時速は20km/hくらい出てたと思う。

私が道路を3/4渡り終えた頃、5m先くらいで全く減速する気配のない軽四がそこにいた。軽四を見るとまだ私の存在に気づいていなかったようだ。運転席の顔を間近で見た印象は「呆けているような顔」以外に思いつかなかった。

「ダメだ、こいつなんとかしないと…」と思える状況ではなく、この呆け面が真っ青になって急いで急停車しても止まるのは私のいる空間を押しのけた先、軽四のタイヤ半分くらいだろうと目算した。つまり自転車&私ともにクシャっとならないためには、自力でどうにかするしかなかった。

この場合、最短距離を突っ切って歩道へ難を逃れるしかないわけだが、道路と歩道の間には乗り越えてもペダル付近をガリガリしていまいそうな高いブロックがあり自転車の侵入を防いでいた。自転車の弱点である側面を晒し進行方向は行き止まり。今からハンドルで向きを変えようとしても手遅れと直感が告げていた。

 

そのとき、解を知っているかのように淡々と行動していた。

 

まず、ブロックにぶつかるまで踏み込んだ。そして、接触したと同時に両手でブレーキをかけ、ブロックに飛び乗った。どうやら、車とブロックの間は自転車のタイヤ1個分くらいはあいていそうだった。

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これだけでは、真横からきている軽四と飛び蹴りみたいな格好で衝突してしまうので、ブロックに飛び乗るときに左足でペダルを蹴り、自転車が反時計回りに回転するようにしむけ70度くらい回転させた。

自転車と軽四との接触音が無いかどうか聞き耳を立てながら結果を待った。「カチリッ」と軽四のタイヤが小さな砂利を巻き上げ車体裏にぶつかる音を確認した以外、異音はなかった。心境としては走り高跳びしてるような感じ。

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で、無傷でした。まず、止まった車の窓ガラスが開き「大丈夫ですか?」と言われたとき、私はそのちょうど横にいた。つまり、避けなかったらクシャっとなってたということだ。「大丈夫です」と運転席から慌ててやってくる女性を制し答えた。そりゃそうか。自転車が盛大に宙を舞いながら回転したのを見れば轢いたと思って驚くか。私が意図的にやってるとは普通思わないし。

接触もしなかったし時間も気になったため、再度その旨を告げ去った。

 

■余談

以前、別の自転車で真っ暗で下が見えない場所の高い段差が分からず今回のような状況になって転んだことがあったのだけど、どうやらその経験が生かされたようだ。しかし、ママチャリだったら重すぎて出来なかっただろうな…と、思うのでした。